歯周病のメカニズム(2)
<歯周病のメカニズム>(第2話)
皆さんこんにちは、メガネの廣原です。
今日は前回の続きです。
■メカニズム その4 <歯の根と歯肉がはがれ、歯槽骨が溶ける>
歯肉だけに起きていた炎症がさらに進行し、歯の根の方に侵入していきます。
骨と歯根膜を溶かしながら細菌が侵入してくると、炎症した病気の組織である歯肉などは歯の根と離れていきます。
歯肉の組織がおかされてしまうために、歯の根に接着していることができなくなるからです。
歯周炎の原因となる細菌は、中のほうで繁殖して歯の根の先の方へ進むという性質をもっているため、進みながら歯根膜や骨、さらに、歯の根を溶かしていくことになります。
このくりかえしが歯周病を悪化させ、最終的には、歯の根のまわりの骨をほとんど溶かしてしまうため、歯はそこにとどまることができずに抜け落ちることになります。
◆ポケットについて
歯周病では、歯と歯肉がはなれてできている、いわゆる「ポケット」と呼ばれるものがあります。
このポケットの深さは重症度のめやすとなります。
2ミリまで・・・・・健康
3ミリ前後・・・・・軽症
4~5ミリ・・・・・中程度
5ミリ以上・・・・・重症
よって、歯周病の進行を防ぐ意味でも御自身の歯で一生何でも噛めて美味しくお食事していただく為にも、痛みが無くても必ず定期検診にはお越し下さい。
皆さんこんにちは、メガネの廣原です。
今日は前回の続きです。
■メカニズム その4 <歯の根と歯肉がはがれ、歯槽骨が溶ける>
歯肉だけに起きていた炎症がさらに進行し、歯の根の方に侵入していきます。
骨と歯根膜を溶かしながら細菌が侵入してくると、炎症した病気の組織である歯肉などは歯の根と離れていきます。
歯肉の組織がおかされてしまうために、歯の根に接着していることができなくなるからです。
歯周炎の原因となる細菌は、中のほうで繁殖して歯の根の先の方へ進むという性質をもっているため、進みながら歯根膜や骨、さらに、歯の根を溶かしていくことになります。
このくりかえしが歯周病を悪化させ、最終的には、歯の根のまわりの骨をほとんど溶かしてしまうため、歯はそこにとどまることができずに抜け落ちることになります。
◆ポケットについて
歯周病では、歯と歯肉がはなれてできている、いわゆる「ポケット」と呼ばれるものがあります。
このポケットの深さは重症度のめやすとなります。
2ミリまで・・・・・健康
3ミリ前後・・・・・軽症
4~5ミリ・・・・・中程度
5ミリ以上・・・・・重症
よって、歯周病の進行を防ぐ意味でも御自身の歯で一生何でも噛めて美味しくお食事していただく為にも、痛みが無くても必ず定期検診にはお越し下さい。